富士山本宮浅間大社は、静岡県富士宮市に鎮座する全国約1,300社ある浅間神社の総本宮です。
古くから富士山を御神体として信仰する「富士山信仰」の中心であり、その歴史は約2,000年前までさかのぼると伝えられています。
第11代・垂仁天皇の時代、富士山の噴火を鎮めるために創建されたと伝えられ、以来、歴代の武将や庶民から篤い崇敬を受けてきました。
主祭神は、美しい木花が咲くように生命を育む神様として知られる木花之佐久夜毘売命(このはなのさくやひめのみこと)です。
富士山の女神ともいわれ、火難除け、安産、子育て、家庭円満、縁結びなどのご利益があるとされています。
富士山そのものを神聖な存在として崇める信仰と深く結びついていることが、この神社の大きな特徴です。
現在の本殿は、1604年に徳川家康の寄進によって再建されたもので、「浅間造(せんげんづくり)」と呼ばれる二層構造の美しい建築様式を採用しています。
その歴史的・建築的価値から、本殿は国の重要文化財に指定されています。境内には、富士山の雪解け水が長い年月をかけて湧き出す「湧玉池(わくたまいけ)」があり、国の特別天然記念物にも指定される澄み切った名水として知られています。
また、富士山本宮浅間大社は、2013年に「富士山―信仰の対象と芸術の源泉」を構成する資産の一つとして世界文化遺産に登録されました。
雄大な富士山を間近に望む境内は、自然と歴史、信仰が調和した特別な空間であり、国内外から多くの参拝者が訪れる日本を代表する名社です。
住所
〒418-0067
静岡県富士宮市宮町1番1号





